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トレンドの流れが早い

流れの早いIT業界

IT業界全体のトレンドは常に激しく変動しています。それは外資系でも同様で、数年後には全く違う状況になってしまいます。実際に、かつて一世を風靡したマイクロソフトやIBMにとって代わってグーグルやアマゾンなどの企業の勢いが強くなっていて、外資系IT企業は新たなサービスをどんどん生み出していかないとあっという間に他社に追い抜かれてしまいます。エンジニアの世界でもプログラミング言語のトレンドがどんどん変化していくので、キャッチアップがとても大変です。外資系ITコンサルはそのような業界の流れをしっかりと把握しながらも、トレンドに左右され過ぎないようしっかりと先の需要を見ておくことが大切です。

キャッチアップ能力が大事

ITコンサルは、その道の専門家として企業のトップと一緒に仕事をすることになります。具体的な業務に加わるわけではなく、専門知識や最新情報を用いて知恵を出さなくてはならないので、トレンドのキャッチアップ能力は仕事の成果に大きく響く重要なポイントです。IT業界で働く人達も、最新のトレンドのキャッチアップには苦労します。現状の忙しさに追われていると、新しいことを取り込む時間すらない場合も少なくありません。だからこそITコンサルには高いキャッチアップ能力が求められることになります。
今の時代はインターネットがあるのでどこにいても調べものをすることが容易にできますが、それだけでは正確で十分な情報を得るのは難しいので、書籍や雑誌、また同業者との情報交換を行って知識を増やし、実際に新しい製品やサービスに触れてみるということも必要になります。しかし、全ての情報を取り込もうとすると逆にポイントが絞りにくくなってしまうので、自分の中で上手く情報を選別して現場に必要なことを取り出せるようにしなくてはなりません。このように、キャッチアップはITコンサルの仕事の根幹を支える重要な業務なので、効率的かつ効果的に実行してかなくてはなりません。

2016年のトレンドの概要

ここ数年でITを取り巻く環境がさらに大きく変化して、スマートフォンの世界的な普及によって需要の流れも大きく変化してきています。この分野は今後もさらなる成長を続けていく見込みで、個人からビジネスまでまだまだ拡大していくことが予想されます。
そして、もうひとつ大きく成長していこうとしている分野として「クラウドコンピューティング」があります。企業規模や予算の関係でパブリッククラウドとプライベートクラウドにシェアが分かれていますが、この先確実にクラウドコンピューティングが主流化していくことが予想されます。
最後に忘れてはならないのが「ビックデータ」の存在です。今後はビックデータの活用によって、人々の暮らしの安全や生活の様々な分野での利便性につながるサービスが数多く生まれてくることになるでしょう。

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